はじめに
みなさん二頭筋大好きですよね？ 腕といえば二頭筋ですよね、（私は三頭筋も好きですが）
太くてでかい二頭筋を作るには、EZバーカールをオススメします。
EZバーカールをお勧めする理由は、ほかの種目より確実に高重量を扱えるからです。
筋肉はボリューム（重量×回数）を上げることででかくなります
上腕二頭筋は体の中でも小さい筋肉ですので、高重量を扱いにくいという難点があります。
そんな二頭筋トレーニングの中でも、高重量を扱えるのがEZバーカールとなります。
またEZバーの特性により、上腕二頭筋長頭（外側）と上腕二頭筋短頭（内側）の両方を鍛えることができ、立体的で厚みのある腕を作ることができます！
以下構成です。
・上腕二頭筋は 長頭 と 短頭 に分かれる
・EZバーとは
・EZバーカールのやり方（ナロー・ワイド）
・EZバーカールのやり方（肘の位置）
・まとめ
上腕二頭筋は「長頭」と「短頭」に分かれる
上腕二頭筋は長頭と短頭に分かれます。
図にあるように
・力こぶの盛り上がり → 長頭（外側）、
・腕の太さ → 短頭（内側）
EZバーカールでは、ナローグリップとワイドグリップを使い分けることで、この2つを効果的に鍛えることができます。
続いてEZバーの仕組みについて説明します
EZバーとは
EZバーのEZは、英語の「easy」の略、もしくはその言葉遊びから来ているとされています。
その名の通り、手首に優しく、使いやすいバーです。
EZバーの特徴（下図）
・シャフト部分が波打った形状（カーブ）
・ストレートバーと比べて手首の負担が少ない
初心者でも扱いやすく、怪我のリスクも低くなります。
EZバーカールのやり方（ナロー・ワイド）
ナローグリップ（狭め）
ナローグリップは手幅が狭い握り方（図）
・長頭（外側）に効きやすい
・腕をやや外側に開いて行うと、さらに効果アップ
立って行うとチーティング（反動）が使えるので、より高重量を扱えます。
やるなら限界を超えた重さで、ぶん回しましょう！
ワイドグリップ（広め）
ワイドグリップは手幅が広い握り方（図）
・短頭（内側）に効きやすい
・手首の角度が自然になるので、収縮感強め
より短頭に効きやすい種目となっています。
こちらも立って行うとチーティングが使えます。ぶん回しましょう！
ポイント
１．収縮を意識
前腕と上腕をくっつけるイメージで。
とても効きますよ！
２．できるだけゆっくり伸展
重さに負けず、ネガティブ動作も丁寧に
３．しっかり腹圧をかけよう
体感を安定させ、腰の保護とパワー伝達に必須。
初心者もベルト推奨！
EZバーカールのやり方（肘の位置）
ひじの位置を変更することで収縮や伸展のしやすさが変わります。
身体の前 ・ 身体の横 ・ 身体の後ろ の三種類です。
オススメは身体の横ですが、一つずつ特徴を説明します。
身体の前
ひじを体の前に位置する場合（右図）
・メリット
バーを下したときに二頭筋が伸展しやすくなります
さらに可動域を広くとることが可能。
・デメリット
バーを上げ切ったとき（収縮時）負荷が抜けやすい
身体の後ろ
ひじを身体の後ろに位置する場合（右図）
・メリット
上腕二頭筋の収縮をかけやすい。
可動域が広くないため、高重量を扱える。
・デメリット
可動域が狭い。
ひじを伸ばせないので、伸展しにくい
重量が重いと前かがみになり、背中で引いてしまう場合もあるので要注意です。
身体の横（オススメ）
もうおわかりでしょう。身体の横の場合は、収縮・伸展ともにしやすいです。
いいとこどり みたいなものですね。
チーティング（反動）を使いすぎて腰が反らないように注意です。
フルパワーでぶん回しましょう！
まとめ
今回はEZバーカールについてまとめてみました。
ポイントまとめ：
・グリップの種類 ： ナロー（長頭）/ ワイド（短頭）
・肘の位置 ： 前 / 横（オススメ） / 後ろ
→ 組み合わせると 2×3＝６通り のトレーニングバリエーション！
意識点：
・前腕と上腕をしっかりくっつけるように収縮
・降ろすときはできるだけゆっくりと、ネガティブ動作を意識
・重さに気持ちで負けず、とにかくぶん回せ！
二頭筋を極めたいなら、EZバーカールは絶対に外せません
ありがとうございました！
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